精油を扱う上での注意事項

精油の性質

”精油(エッセンシャルオイル)は、植物から産出される揮発性の油で、それぞれ特有の芳香を持ち、水蒸気蒸留法、熱水蒸留法(直接蒸留法)などによって植物から留出することができる。植物は、代謝産出物、排出、フェロモン、昆虫の忌避剤などとして精油を産出すると考えられており、葉や花弁、根などの特別な腺に貯蔵される。一般に多数の化合物の複雑な混合物で、その芳香から主に食品産業で香料として利用されている”

ウィキペディアより

精油は油であるため水には溶けない性質があり、また植物の持っている成分が凝縮されていて、肌に直接つけるとトラブルのもとになります。キャリアオイルと呼ばれるベースオイルに2~3%の濃度で希釈して使うなど正しい知識を身につけて扱わなければなりません。(一部、直接原液を肌につけてよい精油、ラベンダーアングスティフォリアなどもあります)

また、成分表の入った安全な精油やフレッシュなオイルを選びます。精油やオイルの成分が直接肌から体内に入っていく、つまり表皮から真皮に届き、毛細血管から全身に回るので、不純物が含まれていない低刺激なものかどうかを確かめることも大事です。様々な良い効果が期待できる精油やキャリアオイルですが、使い方を誤ってしまうことのないように取り扱いには十分注意することが必要になってきます。

講師

特に通院中、投薬中の方は担当医に相談する、妊娠中の方や赤ちゃん、幼児、子供には精油の使用を極力避けて、それでも使用する場合は薄めて使うようにしましょう。

ベビーマッサージはキャリアオイルのみで行うことが基本。幼児は原液でも扱える精油を1%未満に希釈して使う。8~14歳、65歳以上の人は1~1.5%の濃度で使用する。

天然の成分なので身体によいと勝手に判断せずに、ごく少量でも十分効果が期待できるものなので使用量は特にしっかり守りましょう。

キャリアオイルについて

精油は未希釈では肌への刺激が強すぎるので、キャリアオイルなどで希釈して使うことがほとんどです。キャリアオイルは精油を体の中に運ぶ役割をし、精油の揮発を遅らせたり、トリートメント中の手の滑りをよくする役割があります。

オイルの種類には、ホホバオイル、スウィートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、アマニオイルなど様々な種類があります。それぞれのオイルの特性を学んで、その特性を生かして最適なキャリアオイルを選ぶことはトリートメントする上でとても大事になってきます。よい精油を使って、目的に合った良質なキャリアオイルを選べば相乗効果が生まれ、良いトリートメント効果を得ることにつながっていくでしょう。

良いキャリアオイルとは?

・フレッシュなもので植物性であること(低温又は常温圧縮された植物油)

・滑りが良く、活性があり、色・匂いが無いこと

・栄養価が高いこと(ビタミンE、ビタミンC)

・値段が標準価格であること(100ml…2~3000円程度)

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